2019年02月22日

盛り上がる流氷


今朝は少し気温が下がり、ひんやりとした朝を迎えました。
昼間は気温が上がりいいお天気なので、雪解けが進みますが
夜に冷えるのでまた凍りつきますね。
本日も流氷は港前、びっちりと広がっておりました。

お天気がよく、星空が綺麗に見え出航すると沖の景色も素晴らしく
また振り返ると、羅臼の街並みそして月が綺麗に見えておりました。
海が穏やかで綺麗に映りこんでおりましたね。

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朝焼けもとても美しく、うっとりする景色でした。

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北方領土国後島から昇る朝日、目の前には果てしない氷原と大空。
壮大な景色が広がっております!!

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雲の切れ間から赤く染まった太陽が姿を現し、ひんやりと寒い朝を
暖かく包んでいきました。

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早朝便のみ少し流氷にも緩みがあったため、港の外に少し出ることができましたが
その後、潮の流れが速くどんどん港の出入り口が流氷でしまってきました(汗)

他、5便は港の間口で流氷とオオワシ、オジロワシを観察して頂きました。
流氷は短時間の間でもじわじわと動いており、一見動いてなさそうに見えますが
ちょっとした風や潮の流れで大きく移動するんです。

日差しは強かったものの、空気はひんやりとしており港内には薄氷。
氷の上ではオオセグロカモメたちが

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お天気がよく、羅臼岳も綺麗に見えておりましたね。
この通り港前にはたくさんの流氷が接岸しておりました。

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荒波にもまれ、小さな氷がどんどん折り重なって大きく成長していきます。
押し寄せられた流氷が盛り上がっていく様子が見られましたね。

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オオワシ、オジロワシはざっと200羽ほど確認することが出来ました。
沖は霞みがかり、北方領土国後島が見えなくなりました。
風が吹くと寒く感じますが、春の空気を感じましたね。

沖から海上保安庁の砕氷型巡視船『てしお』がパトロールを終えて
帰港してきました!

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砕氷型の巡視船は日本に2隻のみ、もう1隻は釧路に配属されております。
1時間の観光コースも沖に出られず港内のみでの運航となりましたが
皆さん船長のマシンガントークを楽しみながら、沢山の流氷とワシ達を
観察することが出来ました。

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肩の白い白黒のオオワシ。

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そして全体が茶色く尾羽だけが白いオジロワシ。

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皆さん、説明を聞いてオオワシとオジロワシを一生懸命識別されておりました。
本日はわりと穏やかな1日となりました。
夕方には流氷が少しずつ沖に流れ、海面が開けていきましたが…
明日、流氷の状況はどうなっているでしょう?
また明日の運航が楽しみです。


お知らせです。
以前、ブログでもご紹介しました羅臼高校の学生さんが考案しました
『らうすコロっと飯』を明日羅臼港で販売致します!

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日時: 2月23日(土)、3月2日(土)
    9時〜

場所: 観光船乗り場、知床羅臼道の駅
なかなか食せる機会もございませんので、ぜひこの機会に!!


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posted by e-shiretoko at 21:32| Comment(0) | 日記
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