2018年06月15日

まっか作りの職人さん


本日は3便運航予定でしたが、朝クジラの見える丘公園へ行くと
昨日よりも風波があり、沖は一面白波でした。
これで5日連続時化休み…今時期これだけ時化るのは記憶にないと
船長と話しておりました(汗)

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早朝は羅臼岳が少し見えており、ふと目をやるとなんと山頂にはうっすらと
雪が積もっておりました(汗)!?

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午前中は欠航になったため、ご乗船予定だった海外からのお客様に
『羅臼で他の観光は?』と聞かれ、産業ガイドを行っている
知床らうすリンクルさんをご紹介し、お問い合わせすると
昆布のヒレ刈り体験の予定があるということで、お客様も参加することに。
そこで私たちも一緒に見学させて頂きました。

今回参加されたお客様は全員海外からのお客様でしたので
ガイドの江口さんは全て英語での解説、案内です。

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大木は英語がさっぱりわかりませんが、実習生の大内さんは英語が話せるので
先日昆布倉庫見学での経験もあり、お客様と色々コミュニケーションを取っておりました。

海外のお客様は昆布を食す、目にする機会がほとんどないようで
昆布を実際に目にし触って味見をし、興味を持って聞いていた様子。

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皆さん、ヒレ刈りも上手に出来ていましたね♪
普段なかなか出来ない体験なので、日本の文化に触れ楽しんで頂けたら
嬉しいですね。

午後からは昆布漁繋がりで、昆布漁で欠かせない道具である
『まっか』を作っている砂山さんの工房へお邪魔しました。

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『まっか』とは、昆布を巻き取る際に使用する道具で
二股にわかれた部分に昆布を巻きつけて、このように引き上げます。

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イメージです

『まっか』を作るのは主に冬に行っているそうです。
こちらが作業場の中の様子。

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現在、羅臼で『まっか』を作っているのは砂山さんただ一人。
元々はおじさんがまっかを作っており、その後を継いだそうです。
砂山さん自身は素人で、まっかを作るのは見よう見まねで作成したそうですよ。

作成途中のまっかを手にし、説明して下さった砂山さん。
軽々と持ち上げておりましたが…
長いものでは10mのものもあり、とても重いんです(汗)
現在、年間100本ものまっかを作っているそうです。

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昔は全部木で作っていたのですが、今はプラスチックを用いたものも多く
かぎと竿の部分を固定する部品は特に強度がある『かし』の木を使用しています。
かしの木は北海道で手に入らない為、富山から取り寄せています。

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砂山さんの本職は実は、サケの定置網漁師!
サケの定置網漁や今が旬の『時知らず』のお話なども色々お聞きすることが出来ました。
とても興味深く、貴重なお話しを聞くことができ勉強になりました。
実習生たちの頭の中は『まっか』よりも美味しい『時知らず』のことで
頭がいっぱいだったようです…(笑)
お忙しいところお時間頂きありがとうございました。

砂山さんの工房前には、こちら漁師さんが使用する『ウキ』で作った
キャラクターが沢山並んでいます。
国道沿いにあるので、目立ちますよ〜♪

DSC_3525.JPG

後半は時化続きとなりましたが、本日で実習生たちは2週間の実習最終日。
最後出航することが出来ず残念ではありましたが…
色々とお手伝い頂きとても助かりました!ありがとうございました。

明日は2便出航予定です、明日こそ出航できますように☆


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posted by e-shiretoko at 17:12| Comment(0) | 日記
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