2015年10月20日

生き物の遭遇率について


朝から、どんよ〜りな羅臼です。
沖は視界が悪く、あまり観察出来ませんでしたが南寄りの風。
イカが大漁をするという風ですが、今朝の水揚げはどうだったかな…
7時頃からは雨も降り出し、1日パッとせず雨が降ったり止んだりを繰り返しました。

本日は事務所で黙々と船長の営業用の資料作りです。
改めて振り返ったり、今年のデータを見たり、初心に返り仕事や自分と向き合ったり
色々と考えます。

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今年のシャチ遭遇率は高くて6月の57%でした、近年で一番遭遇率が高かったのは
2013年の6月が68%という過去最高の遭遇率でした。
しかし、2013年のシャチ遭遇のべ頭数は930頭、
今年は6月でシャチ遭遇のべ頭数は980頭と大変多かったんですよ〜
凄い数ですよね。

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こちらは今年5月に出遭ったシャチと知床半島の写真

その年によって、遭遇率は変わってきます。
マッコウクジラに関しては、今年の9月は2週目くらいまで順調に出遭い
遭遇率は98%でしたが…後半なかなか出遭えず、50%まで下がりました。
例年通りであれば、まだ出遭えてもいいのですが10月も沖では出遭えず
残念な思いをしました。

私たちのHPでは、遭遇率の詳細を出しております。
出航した回数に対する生き物たちとの遭遇率ですが…

午前と午後とどちらが見れる可能性が高いですか?

月の初旬、中旬、下旬、どこがいいですか?

などの質問をよく受けることがありますが、特にこの時間帯、月初め、月終わり
『特にここがいい!!』というのはございません。
時間帯でも大きく遭遇率が変わることはなく、その時の運次第です。

なかなか遠くて来られない知床という地で高い旅行費やクルーズ代を出し、
そのチャンスが最初で最後かもしれないとなると
少しでもピンポイントで絞り、目的の生き物に出会いたい気持ちは十分にわかります。
しかし、自然相手のことですので、その年の気象や海象・水温・生き物たちの動きで
全体が大きく変化することもあるんです。
あくまでご参考程度にご覧い頂き、ご理解いただければと思います。

ひとつ言えることは、日本国内で羅臼以上にシャチがこんなに見られる所はありません。
もしあったら教えてください、船長が『逆立ちをしてそこまで行ってやる!』
とよく言っています。
船長の逆立ち…見てみたいですけどね(笑)

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逆立ちする瞬間の船長です…ウソです、髪を整えている船長です。

さっ、また資料作りへと取り掛かりまーす。


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posted by e-shiretoko at 17:39| Comment(6) | 日記